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絵力UPに効果大!さいとうなおき先生の【3日間上達法】を繰り返した件

更新日:

 

何より、長年悩んでいた

「いくら練習しても、魅力的な人間に仕上がらなかった理由」

がようやくわかりました。

 

今回はその理由も含め、さいとうなおき先生の「三日間上達法」で得たあれこれをご紹介いたします。

こんな方におすすめ

  • 自己流の練習法ではなかなか絵が上手くならなかった人
  • おすすめの絵の学習法・参考本を知りたい人

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はじめに 「3日間上達法」とは?

もともとは、さいとうなおき先生の「夏休みで一気に上達できる【一ケ月集中講座】」の中のカリキュラムの一環がこの「3日間上達法」でした。

※現在はもとあったチャンネルが突然閉鎖されてしまい、新しいチャンネルが再開されており、こちらの「一ケ月集中講座」はまだアップされていません。

 

ちなみに、カリキュラムの中では一巡するだけなのですが、私は一巡目だと実力不足すぎて全く納得できなかったので、結局三巡しました(^-^;

 

追記:こちらの内容がぎゅっと詰まった御本が近日出ていたので、ここでご紹介させていただきます★


2023.7現在だと、アマゾンKindle月額980円読み放題の対象となっていて、他の優良本&漫画も沢山読めてしまうので大変オススメです!!(*^▽^*)

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さいとうなおき先生は日本のイラストレーター、そしてイラストのノウハウをとても分かりやすくYouTubeで無料で提供されている大人気YouTuber様です。

ポケットモンスターなどのキャラクターデザインをされていて、現在ではとても可愛い女の子の絵をたくさん描かれています。

 

風の噂で(というか「みんちゃれ」で…)「とても分かりやすい講座を提供してくださっている」と聞き、動画を視聴するキッカケとなりました。

 

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当時は

なるほどな~~!!

と思うだけで、実践しませんでした(なるほどじゃない…)。

 

正直、もう絵をうまくすることはあきらめていたんですね。

 

今まで自己流だけどそれなりに時間をかけて練習して、結局ここまでが(センス的にも)自分の限界なんだろう、あとはもうクリスタの技術(主に3D素材)をゴリゴリに利用させてもらっていけばいいじゃないか、そう考えていたんです。

 

けれど、どんなに頑張って時間をかけて描いても、一日経って、もしくは別のデバイスで改めて見たときに毎回(毎回ですよ⁉)

デッサン狂いひどいのが目についてテンションが下がってしまう

 → 絵を描くモチベがダダ下がり…

 

そんな中、仲良くさせてもらっている同人作家さんの、画力があるからこそ表現できる素晴らしい演出力の漫画を見せてもらい…

やっぱり私も生きている間にもっと上手くなりたい!!!

と一念発起。

 

しかし、今までの自己流だと今まで通りなのは目に見えてる…となった時にこちらの動画を思い出したのです。

 

結果、実際にやってみて目から鱗の連続で…。

 

 

やっぱり、ただ講座を聞いたり本も読んだりするだけじゃだめなんだ、

実践しない限り全く身にならないし、さらに気づかずに聞き逃している大事なこと、本当にたくさんあるんだ‼

 

ということを強く痛感しました。

実践編・一巡目

「3日間上達法」の詳しい方法は動画を観てもらうとして、簡単な内容は以下の通り。

「3日間上達法」のカリキュラム内容

  1. 自分が上手く描きたいと思うキャラクターの全身を描く
  2. ①の絵から、自分の問題点も洗い出し文字に起こす
    (↑私の場合一ケ月練習法も兼ねていたので)
  3. アクションポーズの一連の流れをひたすら模写
  4. デッサン人形にかっこいいと思うポーズをさせて、いろんなアングルから模写

ちなみに最初の絵について、私は女性男性、両方上手く描きたかったので同時に描きました。

初回の絵がこちらです。

 

 

う~~~ん、つらいですね……………………

一巡目 最初の反省

一巡目に洗い出した問題点は以下の通り。

■総評

久しぶりにしてはかなりデッサン頑張っている。
(今までの自分の頑張りをかなり過小評価していたのだと分かった。)

 

●微妙・いまいち
→筋肉の書き方がデッサン不足(特に腕・足)
→顔のバランスあともう少し… 30分以内に調整できる?
→服のしわ がんばってはいるけど組み合わせがおかしい
→線の魅力がいまいち

●圧倒的に画力不足
→手
→足指 足手首
→靴

 

冒頭に関しては、私は最近自分のことを「息をしているだけでえらい」と思うくらいのポジティブ思考でいこうと決めたのと、昔勉強した下描きの骨組みについて忘れていなかったからです。

これがなかったら本当に目も当てられない惨状だと思います。全身絵って難しいから…

 

一巡目の練習内容について

こちらはあらかじめやる事が決められていたので迷うことなくできました。

  1. アクションポーズの一連の流れをひたすら模写
  2. デッサン人形にかっこいいと思うポーズをさせて、いろんなアングルから模写

途中から、髪の描き方などについても気になりだしたのですが…

さいとう先生が動画で「とりあえず今回はポーズ練習を!」とおっしゃっていたので、まずはひたすら模写を行っていました。

 

というのも、この練習の意図は以下のことにあります。

  • 魅力的なポージングの各関節の傾きを理解できる
  • 身体の比率を感覚的に理解できる
  • 立体を意識して描くことができる

さいとう先生の練習法は、その練習をする意義やコツなど、痒い所に手が届くような解説とともに紹介されるので本当にわかりやすく進めやすいです!

また、他の回でいくつもの内容を同時進行で練習するより「今回はこの練習をする!」と決めて一点集中をした方が効果が出やすいということもおっしゃられてました。

 

 

①の一連のアクション動作を描くにあたっては、さいとう先生がおすすめしていたこちらの参考図書より


※ちなみに私は練習作画、クロッキー帳などではなくipadの「メディバン」でしてました。

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②のデッサン人形にかっこいいポーズをとらせていろんなアングルから…

というのは、デッサン人形を持っていなかったので、またさいとう先生がすすめられていたアプリの「イージーポーザー」とメディバンを掛け合わせて練習しました。

イージーポーザー Easy Pose

イージーポーザー Easy Pose
開発元:Park Kiyoung
無料
posted withアプリーチ

 

 

このアプリの組み合わせだとメディバンの画面を二分割にできませんでしたが、なんとか大丈夫でした(^-^;

 

そして猛練習したその日のうち<描き直し&比較>をしてみたかったけれど、我慢しました。

寝ている間に「脳に学習したことを浸透させる」という意図があるそうなので。

けれど、メンタル面を考えても、結果的にそれが良かったと今では思います。

 

次の日に描いてみたところ…

一巡目終えての絵

 

………うん、下手!!!!!

久しぶりにめ~っちゃくちゃ模写練習、しまくったのに!!

ここで心折れそうでした。

 

そして思い出しました。

今までいくらデッサン練習してもうまくならなくて、その度に嫌気が差して練習を投げ出していたことを…

ちなみに猛練習した当日に描かなかくて良かったと思った理由はここです。

疲労感Maxの時にこの結果を見たら、また間違いなく匙を投げていただろうなと思います。

 

ただここで1日目に描いた絵と比較してみて

下手くそながらに、明らかに少しは進化した形跡を見てとることができたのです。

 

……タシカニ   「リッタイカン」?  …デテル…ヨウな…⁉

絶望感が半端なかったけれど、一筋の光が差した気がしました。

これは、何度か繰り返したら、本当に上手くなれるのでは⁉︎と…

実践編・二巡目

二巡目 最初の反省

 

前回に引き続き、また描いた絵を見てみて「良かったと点・悪かった点」を洗い出しました。

 

■総評

下手だけど前回よりはマシ。。。

■おかしいところ

魅力的に見えない ➡︎ くねらせ方(関節の傾きなど)をまだまだ意識できてなかった

全身絵の場合 ➡︎ パースを意識しないと足元、超迷う

服のシワ(の描写)、死んでる ➡︎ 絵も死ぬ

 

また、逆にここは1回目の時の方が良かったんじゃない?という部分にも気付きました。

 

目線のディテールが適当 ➡︎ キャラの立場になって動かせてない

女性はどこかぼんやりした顔、男性にいたっては時計から目線ずれてる(多分腕を修正している時にずれていってることに気づかなかった)。

 

ここはさいとう先生の他動画を見てて気づいたことですが、

絵の完成度はキャラの顔の描き込みで決まる!

今まで本当何も考えずに描きすぎていた……………

そう、今まで私がいくら頑張ってキャラクターを描いても、いまいち魅力的に見えない理由はここの部分、

 

  • 魅力的なポージングの各関節の傾き(もしくは空間の描き方)を全く意識してこなかった
  • キャラの顔の描き込みをなぁなぁに済ませていた

が大きかったことに気づけたのでした。

本当に、実践しないとここまで足りていないことに気づけなかったです。。。

 

…というわけで、これらのことを念頭に置きつつ、二巡目の練習に取り組みました。

二巡目の練習内容について

こちらは一巡目の練習を少し続行しつつ、「1ヶ月集中講座」の内容にある

【尊敬する絵師さんの絵を模写して研究】というのを取り入れました。

  1. アクションポーズの模写 & デッサン人形のアングルの模写
  2. 服の模写の練習をもう一度(なるべく暗記してみる)
  3. 尊敬絵師さんのイラストを模写 → どこにこだわりがあるのか自分の目で研究

服のしわについて

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こちらの記事でもご紹介していたこちらのご本!

 

衣服の描き方図鑑


 

こちらを参考に、ある程度服のシワを暗記できるようにまたipad練習をしました。

 

線画について

私の場合、とりあえず漫画の線画を上手くなりたかったので、尊敬する絵師さんの漫画をもとに研究

また、この時さいとうなおき先生の「線が上手くなる方法」の動画も参照しました。

 

 

この結果、ようやく理解できました。

尊敬する激ウマ絵師さんは、たとえそれがサラサラっと描いたような「ラフな描き方」に見えても

  1. 骨格(デッサン)がキッチリ考慮されて描かれている
  2. ちょっとした背景にもパースが狂いなくはめられている
  3. 顔のパーツは完璧なバランスでかわいく見えるよう計算されている
  4. 自然な服のシワを表現できている
  5. 人体部分は線を気持ち太くしている

という、基本中の基本を、しっかり取り入れられているということを…

 

本当に、今までその絵のうまさは、ほぼほぼその方の生まれ持ったセンスがものを言っているのだと思い込んでいたことを、激しく痛感しました。

 

けれどもそうじゃなく、この絵師さんの魅力は本当に本当に相当な努力で培われたデッサン力がものを言ってたことに気づき……

どうして今までもっと目を凝らして世の中を見てこなかったのだろう

と打ちのめされた気分になりました。

 

それまでは自分は慎重すぎるくらい細かいものを見てる気でいたのですが、全然違って、ただ臆病に卑屈な見方で目測していただけだったのだと云々…

 

けれどそれと同時に、気付けたことに本当に感謝しています。

本当にこの練習法を知ることができたこと、またこの方法が他のいろんな目標にも応用できるであろうことに可能性を感じられました。

 

ということで二巡目の結果…

二巡目終えての絵

 

 

目標がなるべく早く絵を描けるようになりたいということで、なんとなく30分しばりを作っていたのですが…

 

さいとうなおき先生が(ベストを確実に尽くすべきという意味合いで)

「一枚の絵になるべく10時間はかけて」

とおっしゃっていたように、ある程度までは納得のいくまで描き切ったところ1.5倍の時間をかけることになりました。

自分で言うのもなんですが、だいぶ進歩が見られたと思いませんか⁉︎

本当に、一巡目であきらめなくてよかった…

 

まだまだなところはありつつも、前ほどの絶望感は味合わずにすみました。

また、今でも自分が進歩できるということを知れたのでその部分だけでも自信を持てるようになりました。

実践編・三巡目

三巡目 最初の反省

 

 

足りないと思った部分は以下のところ。

■総評

1回目に比べたらだいぶリアル感出た。

前回の課題も意識して完全ではないけどペン入れも含めてだいぶ進歩したように思う。

 

■おかしいところ

●微妙・いまいち

腕・肘 ➡︎ 自信がない どこをどう曲げた時この形になるか確認した方が良い

足元 ➡︎ 靴・足の甲の描き方がまだ難しい

首周り ➡︎ かなりあまい

重心 ➡︎ これ立ててる?

男性の顔がでかい ➡︎ ていうか8頭身が6頭身になってる?

服のシワ ➡︎ 自信ない・男性のシャツ、シワが無駄に多すぎ

その他 ➡︎ 襟やタンクトップの構造についても少し甘い

三巡目の練習内容について

今回も「1ヶ月集中講座」の内容にあるも【クロッキー練習】を追加で取り入れました。

  1. クロッキー練習
  2. 引き続き服のシワ練習
  3. 腕、手&足元(主にかかと、甲、指 靴の描き方)
  4. 男性の等身が減った(背が低くなった)ため、人体のバランスを意識する

クロッキー練習について

①のクロッキー練習についておすすめのアプリがこちら★

ポーズクロッキー

ポーズクロッキー
開発元:Kazuaki Matsuda
無料
posted withアプリーチ

こちらでもipad大活躍です!

人体バランスについて(追加研究)

④の人体バランスに関しては、こちらの以前購入したイチオシ参考図書を復習しなおしました。

 

イラスト解体新書


 

前章でご紹介した通り、ipadでは画面を二分割して同時に使うことも可能なのですが、目線移動が煩わしかったのでスクショをとりメディバンで間近に模写するなどをして練習をしていました。

 

追加 服のシワ練習

服のシワは二巡目でも勉強したつもりだったのですが未だ身に付かず…

 

またまたさいとうなおき氏の「服のシワの描き方」動画を見て再度復習。

 

 

とりあえず、

  • 服のシワを描きすぎない
  • 実際自分でポーズをとるなどして実物写真を参考に

などを気を付け、面倒がらずにしようと思いました。

 

そして練習の結果がこちら…

三巡目終えての絵

 

こちら描いて時間をおき、改めて気になるところを発見したので改めてまた10分ほどかけて修正もしました。

なので時間は初期より2倍ほどかかってしまっていますが、必要なことだったと思います。

 

また、以下のことがやはり必須だと再認識しました。

  • 服のシワ、暗記に頼りすぎず参考写真を探す
  • 小物の細部も実際の商品を見て参考にする

やっぱり細部を正しく描き込むことが完成度を高めるのに必要不可欠だなと改めて感じました💦

この後は、

「これ以上絵を並べてもさほどの目覚ましい進歩は見られないだろう」

「なにより、ずっとこのポーズ描くの飽きる…」

という理由で次の練習へ移ったのですが…

今現在この記事を書いて、まだまだ過ぎる点をちらほら発見…

これは自分の見る目が肥えたと進歩に喜ぶべきなんでしょうが、この時比較対象を過去の自分の絵にしていたことにより、かなり甘めの診断になってしまったのだと痛感しています。

 

というのも、あとから思い出したのですが、さいとう先生の動画講座の代表作、「3か月上達法」は

  1. 尊敬するプロの絵を自分の絵の横に並べて足りない点を練習していく
  2. それをひたすら繰り返す‼️(何回やれば終わりとかない)

という超ストイックなものだからです。

 

絵師の隣で比較するならば、本当いくらでも足りないところが見つけられそうです。

 

「3日間上達法」の次の練習法

そんなわけで、引き続き

  • クロッキー練習
  • 服のシワ等の練習

をする他、新しい練習法を模索することになりました。

 

思いつかないまま、とりあえず「1ヶ月集中講座」を行っている段階だったので、その次のカリキュラム、

  • 【アイコン画像のラフ画作成】

を行っていました。

 

この時、ピンタレストから見つけた「参考にしたい、インスピレーションのわく人物写真」の数々のスクショを並べてました。

 

そのうちの1人のポーズを頭で記憶、同じポーズで描いてみたところ、

 

全っっっっ然魅力的に見えない……‼︎‼︎

 

少女→幼児にモデルチェンジして描いたとはいえ、同じポーズですよね‼??

 

と慌てて見比べ、また大事なことを忘れていたと再認識…

「魅力的なポーズはくねらせろ」(空間の表現を大事に)

 

顔の角度、首の傾げ具合にも注目!!!( ゚Д゚)

 

ということで、修正。で少しはマシになりました。(=^・^=)

 

 

ちなみにこのモデルの写真は海外の通販シャツの一枚でした。かわいい(#^.^#)

このことがきっかけで、今では以下のことを練習の一環に取り入れています。

  1. こんな雰囲気の絵を描きたい!というモデル写真を一度見で模写
  2. 実物と比較して、魅力的に見えるために足りなかった箇所を赤ペンで確認

 

ちなみにこちらのフォトも通販サイトのLookBookの一枚。

イラストもいいですが、世界観のあるモデル写真、絵の勉強にもおすすめです★

 

そして何より実践が大事!」とさいとうなおき先生も繰り返し言われているよう、練習だけをやっていても完成できないので、また打ちのめされるのを覚悟でカラーイラストにもたくさん挑戦していこうと思いました。

まとめと「3日間上達法」の感想

これまで私は

「クリスタを駆使していかに楽に漫画を描けるようになるか」

にずっと着目していました。

 

絵が下手でも、3Dモデル人形と一度時間をかけて描いた絵を使いまわすことで、ある程度の漫画はできると思っていたからです。

実際、絵が下手でも話が面白いからこそ売れている漫画家さんもたくさんいます。

ただ自分自身、そちらにふり切れるほど話づくりの才があるわけでもないし、また絵を描くことを「他者に全フリしたい」と思えるほど絵に未練がないわけでもない…

だけど毎回カラーイラスト用に頑張って絵を描いても、どうにも気に入らない、愛着が湧かない、ゆえに創造意欲も萎える…

 

漫画に関しても、結局「漫画1ページ30分」目標と掲げた中、線画以外であれば15分で仕上げられるというところまできたものの、納得のいく線画を描こうと思えば毎回30分から1時間以上(しかもやはり上手くはない…)かかってしまう。

 

面倒になり、また描くことから離れてさらに下手になる、という悪循環でした。

 

けれど今回、やはりいくつになっても、生きてる間に

「納得のいく絵をサラサラっと描ける絵師になりたい!」

と一念発起してこの「3日間上達法」を試してみて、本当にたくさんの発見がありました。

 

その中でも大きかった3つは

  • 今までいかに、ちゃんと目を凝らしてものを見ていなかったか
  • 「すごい絵師はみんな持ち前の才能とセンスで描いている」と勘違いしていた
  • これまでの自分の頑張りを全無視してた

ということです。

 

比較と研究を重ねることで、今まで自分が「どうしてそに魅力を感じたか」、その理由さえきちんとわかっていなかったことに気づきました。

また、とても素敵なラフな線づかいの漫画家さんの絵を研究した際に、そこに完璧なデッサン力と考えられた魅力的な構図・パースで背景が配置されていることに気づき、簡単に描いているようなその作風の下地に並々ならぬ努力があったということをようやく理解できました。

 

そして自分自身、今まで練習を重ねても「やっぱり全然上手くならない!」と匙を投げてきたけれど、昔勉強したことはそれなりに覚えていたことにも気づきました。

自分の目指す魅力的な目標の絵とは程遠く、何もかも無駄に思えてしまっていたのですが、練習したことはある程度時間が経っても役に立つのだと、今後の練習にも希望が持てるようになれました。

 

そして今までの失敗は「しっかりと今の現状を見て、何が足りないか考えて実践する」ということを繰り返すことができなかったからだと。

今回のように自分の過去作品を並べてわずかでも成長を見せてあげれば良かったです

さいとうなおき先生の提供される練習法は、

  • 具体的な練習内容
  • そこで何が得られるの解説

と、どれも明瞭でわかりやすく、モチベーションを維持し続けることができました。

 

本当に超有料級の動画で、これは実践しない限りその価値にも気付けなかっただろうなと思います。

さいとうなおき先生、神動画を本当にありがとうございました!!

 

 

ちなみに、さいとうなおきさんの『3ヶ月上達法』を一冊にまとめ上げた書籍はコチラ↓


他絵師さんの絵を添削でよりグレードアップさせてくれる事例集のこちらもとても参考になりました!↓

 

また、この後カラーイラストのリベンジにも励んでみたのでよろしければこちらの記事もご覧ください★

 

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