クリスタ漫画制作を50倍早くする！【ショートカット＆左手デバイス】

 

今回は、クリスタでの 作業を50倍早くするといっても過言ではない

左手デバイス＆ショートカット設定のスーパーコンボ についてご紹介したいと思います。

 

特にこの左手デバイス！

はじめに～左手デバイスを知ったきっかけ～

 

 

そんな少しでも楽がしたい一心でネットの情報をあさりまくり、ある掲示板で目にした左手デバイスを早速購入→使ってみました。

 

 

…と、クリスタに次ぐ衝撃を受けました。

 

とにかく、ショートカットキー＆左手デバイスの組み合わせで

私の作業効率は体感的に50倍以上になりました。

 

～実例・左手デバイス＆ショートカットでサクサク★お絵描き作業(2分35秒)～

そしてその後、仕事場でのPhotoshop・事務作業にも活用できると思い、仕事場用に2台目を購入するに至りました（もちろん自腹・・）。

 

左手デバイスは、エクセルなど全てのＰＣ作業に携わる人たちにおすすめできます。

本当に便利な神アイテムなのでぜひ最後までご覧ください。

クリスタ漫画制作に＜絶対おすすめ＞左手デバイス

左手デバイスとは

左手デバイスとは、右利きの方が左手を使用して入力操作を行えるようにするための補助的な入力装置の通称です。

主にPCゲーマーやPCでイラスト制作を行う方たちの間で人気の神アイテムです。

 

ショートカット(キー)機能単体でも非常に便利なわけですが、ここに左手デバイスを加えることでさらに効率が10倍上がります。

 

左手デバイスは現在様々なタイプが出ています

 

最強おすすめ！左手デバイス「ロジクールG13」について

 

もう生産が終了して中古品しか販売されていない…

そんなものおすすめするな！！！(◎_◎;)

という感じですが、個人的にはもうこれ以外は考えられない…それくらい現在なくてはならない相棒になっています。

 

実際、ロジクールG13の過去のあま◎んレビューなどにも、
（クリスタではなくエクセルのデータ処理時に使用とのことですが）

と書いておられる方がおられましたが、本当に、そんな感じです！ヽ(^o^)丿

 

ちなみに、実際の作業スペース、机の上はこんな感じ↓

 

 

意図せず黒づくめになった…(;'∀')

 

 

…ただ、できたら新品がいいですよね！！！

 

もしこのロジクールg13が壊れた時は、代用で購入するとしたら以下の一番形が近い品を検討しています。

 

というのも、左手デバイスはいろいろな形態があるもののアナログ スティックの存在は結構重要…

 

 

実際私はスティックキーに一番よく使う動作であるコマンドの一つ、

ブラシの太さを変える(←細くする・太くする→)というコマンド

を割り当てているのですが、アナログスティックはすぐに指がとどく＆傾けるだけなので加える力も最小限で済み、非常に使いやすいのです。

「ロジクールG13」のここがすごい！～他左手デバイスとの比較～

それでは、ここからは具体的にロジクールG13の具体的なオススメポイントをご紹介します！

姿勢＆手首に優しい

こう感じるのは、近くにある方がもちろん姿勢的にも楽だからですよね。

 

上のショートカットキーの章で述べたように、クリスタのショートカットキー設定を行えば「編集して押しやすい位置に設定しなおす」事は可能です。

 

けれども、

などなど、いろいろと難しい面があります。

 

そのうえ、お絵描きに必須であるペンタブを同時に使うとなるとキーボードをさらに手前に置くので、より体勢が苦しくなってしまうのです。

 

こんな時こそ、左手デバイスがとっても役立ちます！

 

 

特に手首を置ける部分(パームレスト)があるのが何気に最重要ポイントではないかと思います。

 

以前仕事場でテンキータイプを使った際、始めは良かったのですが、時間が経つにつれ手の平の下あたりが擦れてきて痛くなってきてしまいました。

と気づいた瞬間でした。

 

今のところ8年以上、Photoshopとクリスタのヘビーユーザーを続けていますが、ペンタブとこれのおかげか腱鞘炎になったことないです。

クリスタには初めから多くのショートカットが揃っているものの、

などなど…

 

「かゆいところに手が届かない！」ということがいろいろと出てきます。

 

 

こういうときこそ、クリスタのカスタムショートカット設定が役立つわけですが…

 

このロジクールだと、2つ以上のキーを組み合わせたものも1つのキーに集約した形で登録できるので、わざわざクリスタのショートカット設定で登録し直さなくてもいいのです！

 

 

左手デバイスならではの豊富なキー面

 

結構な数を割り当てられるのですが、今では全てのキーを使用しています。

ただスティックのてっぺん部分だけ、押しても特に反応がないので放置しています。。

 

という方、安心してください！！

 

ロジクールG13では6プロファイル、それぞれに3面まで使用することができます。

ということで、6×3の18面も使えてしまいます。

 

 

ちなみに、そのアプリケーションでしか使えないかというとそんなこともなく、
例えば、ワードやテキストなどを使用する時にはデフォルトプロファイルのショートカット設定が適用されています。

 

なのでデフォルトプロファイルをカスタマイズする時はPC作業用時を意識してカスタマイズするのが良いです。

 

ロジクールG13ではショートカットキーだけにとどまらず、他にも様々な活用法があります！

 

もちろん、デスクトップにファイル＆フォルダのショートカットを置いてもいいのですが…

こちらだとワンクリックで出せるので、本当に早くてストレスフリー！

 

またここに、「.exe」の起動ファイルを指定すればよく使うアプリケーションの起動も行うことができます。

他、テキストの登録もできるので、私はよく使うメールアドレスを登録していたりします。

 

パスワードは、さすがに……と思って我慢していますヽ(^o^)丿

iPad版クリスタで愛用♪8bitコントローラーについて

私はiPad版クリスタは下描き専用として愛用しています。

なので、左手デバイスもこちらのミニコントローラーのボタン数で満足しています。

 

 

ミニコントローラーを使用したiPadお絵描きの様子(約２分半)

 

おススメポイントは以下の3点！

 

なんといってもワイヤレス！

後述しますが、最初の設定時に気をつかなことがあるものの、電源を付けるだけで簡単にiPadと連携してくれます。

 

とてもこぶり＆軽くてもちやすいため、長時間握っていても疲れないので気に入っています＼(^o^)／

 

クリスタの基本的なショートカットの使い方

クリスタには、デフォルトでたくさんのショートカットが設定されています。
→資料配布リンク

 

また、ここに登録されていない場合もクリスタの「ショートカット設定」機能から追加＆カスタムすることが可能です。

 

ショートカットの種類

クリスタで主によく使われるショートカットの種類は以下の通り。

 

 

ちなみに、使用頻度は少ないけれど、たまに必ず使うというものはコマンドバーやクイックアクセに設置しています。

 

ショートカットのカスタマイズ(個別設定)方法

クリスタには初めから多くのショートカットが揃っているものの、

などなど、「かゆいところに手が届かない！」ということがいろいろと出てきます。

 

でも大丈夫！　クリスタでは ＜キーの割り当て変更＞ が可能！

 

「メニューバー - ファイル - ショートカットキー設定」から変更可能です。

 

 

頻繁に利用するので、私はクイックアクセスにこちらのコマンドを設定しています。

 

左手デバイス：クリスタでの実践的な【ショートカット設定】

左手デバイス「G13」の設定方法

 

使いたいコマンドがなければ、クリスタの「ショートカットキー設定」からどんどん追加していきましょう！

 

 

次に、左手デバイスの設定画面を開いて、「キーストローク」に入力していきます。

 

 

 

左手デバイス「G13」ショートカット配置例

左手デバイス ショートカット設定(クリスタでの作業時)

基本は「一番よく使うショートカット機能」から指定

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はベタ塗作業の際にブラシのカラーをサブカラーの白や透明色に変更(色切り替え)し、↓のように消しゴム代わりにして質感のある塗り方をします。

 

～ベタ塗の一例～

 

このため、描画色を変更するショートカットも左手デバイスに加えました。

＜注意！＞ショートカットに設定するべきじゃないもの

左手デバイスやショートカットはとても便利ですが、たとえスペースに余裕があるとしても、頻繁に使うもの以外を置くことはおすすめできません。

 

普段、絶対に使用する機能、一軍選手のみを配置されることをおすすめします。

 

「キーが余ったし…」などと思っても、使用頻度の少ないものは絶対にどのキーに設定していたか忘れてしまいます！

ともなるだけでも、だんだんとストレスになっていきます。

 

なので私は、一軍の次によく使う二軍選手たちはクイックアクセスに登録

→ 視覚化(わかりやすくアイコン設定)して使えるよう設定しています。

 

 

クリスタにおける左手デバイスのデメリットとは

今のところ不都合なことが何もないので、正直デメリットは特にありません。

 

たまたまかもしれませんが、私が購入した2台は7、8年以上経ちますが特にキーが押しにくくなったという不調すら全くなく、いまだ健在です。

 

なので本当強いて言うなら、になるのですが………

デメリットは、強いて言うなら２点のみ

なかった頃に戻れない

➡︎ 持ち歩いて原稿を進めたい方には不向きかも

 

今の時代、ipadなどのタブレットPC一台でマンガ制作全て終わらせてしまう方も増えました。

 

私もかつて、以下の２点↓を購入し、

 

「iPadを液晶タブレット代わりに使って漫画をスムーズに描いてみたい！」

と試みたことがあるのですが…

 

 

また、ずっとタブレットPCだけで作業するのは姿勢がきつくなりそうで不安を感じました。

 

なので私は出先で作業を進めたい時は、なるべくモバイル端末でできる範囲を気軽に行うようにしています。

 

 

値段が高い

初めて左手デバイスを使われた方は、たとえその左手デバイスが何であろうとその便利さに

と思われるでしょう。

ロジクールG13は特に左手デバイスの中でも最高ランクだと個人的には思います。

なので、初めて使用する方はお値段の手軽な物から始めてみるのも手だと思います。

 

本当に速筆家である漫画家先生は、クリスタどころかフリーソフトのメディバンを使われているという話も聞きますし（アシスタントさんも使われていますが）。

漫画制作がそれほど苦に感じられない方は本当に手軽な物で十分快適かも知れません。

 

けれど、私のように

という方には、この非常に高機能な左手デバイスがおすすめです！！

 

たとえるなら、小人の可愛いメイドさんを雇うのではなく、頼りがいのあるベテラン20年選手のスーパーメイドさんを雇うかのようなもの…

 

スーパーメイドさんを雇う費用と思えば、安い方ではないでしょうか…

 

もちろん小人さんでも、十分助けになる愛らしい存在になると思います！

 

けれど、長時間の使用になると手首がしびれる等の心配があるのでリストレフト・パームレスト(手首置き)などの補助アイテムを用意することをおすすめします。

まとめ：クリスタ作業には左手デバイスが絶対おすすめ！

いかがでしたでしょうか。

今回は時短に役立つショートカット設定＆左手デバイスについてご紹介しました。

 

ショートカットを覚えることはパソコン操作を効率化するうえで特に重要です。

そして使う人それぞれによって、もっとも使いやすい形にカスタマイズできるというのが最大の魅力である左手デバイス。

 

様々な種類が出ていますが、自分の時間を少しでも多く持つことができるという点で、間違いなくそれぞれに購入費用をカバーできる有能さがあると確信しています。

 

 

 

今回の記事がまた何かしらのお役に立てれば幸いです。

 

 

このほか、

 

といった時に役立つ、クイックアクセスやコマンドバーの設定ついてはこちらの記事をご覧ください↓

 

 

さらにクリスタの作業は

左手デバイス × クイックアクセス × レイヤーテンプレート

の掛け合わせでかなり作業しやすくなります。

 

レイヤーテンプレートについて↓

 

 

その他おすすめ記事はこちらをご覧ください★↓