クリスタ 【デコレーションブラシ】の作り方①～リボンブラシ編～

 

特にニットなど、複雑だけど可愛さをプラスさせたい時に大活躍★

 

 

今回はちょっぴり難易度の高い＜リボンタイプのブラシ＞のおすすめ素材＆作り方をご紹介したいと思います。

 

リボンブラシとは

見てもらううと早いのですが、リボンブラシはこのように延々と同じ柄をブラシのように描けるとても便利な素材ブラシです。

 

このように

• レース
• リボン
• 綱・ロープ
• チェーン
• 楽譜づくり
• フチ飾り

などなど、いろいろな小物素材を描くのに役立ちます！

秀逸なリボンブラシ素材

街並ブラシ

 

 

 

 

 

街並風景素材と組み合わせて以下のような風景画像を使ったりもしました。

 

楽譜のブラシ

これは元からクリスタ素材に入っています。

簡単に楽譜も描けるし、自分でリボンブラシを作るときにはよくこちらを複製して使わせてもらっています(*^^*)

 

各種レース&テープリボン＆フリル

リアルフリル系などもこの部類に…

すごくよく作られていて、普通に描くと時間がそれなりにかかるものも、一瞬で描けてしまいます。

 

 

よく使う自作のリボンブラシ

私がよく使う自前のリボンブラシは以下の通りです。

全てシンプルだからこそ、いろいろな素材を描くのに使いまわしができるようになっています。

シンプルなパール丸ブラシ

• 模様
• パールアクセサリー
• 描画色を入れ替えて黒い点々のボールチェーン
• 切り取り線

などを描くときによく使用しています。

 

シンプルな長線羅列ブラシ

以前クリスタASEETSに無料素材ブラシとして登録してみたものがこちらのブラシです！

 

 

 

縦の長さ(厚さ)を変えて使用することで、

• 文字の羅列
• 縫い目
• 電子音フキダシ
• バーコード

などなど、様々な使い方ができます。

【実践編】複雑なリボンブラシの作り方

今回作ろうと思うのは、こちらのようなニット模様のブラシです。

クリスタASEETSの方でも、ニット模様を描くのにかわいいブラシはたくさん配布されています。

 

けれど、好みの形がなかった時には自分で作ってみましょう。

 

 

手順は以下の通りです。

 

ブラシ先端部分を作成

基本となるブラシ先端部分を作画

※調整し易いように、ベクターレイヤーで描くことをおすすめします。

 

繰り返す最小部分を考えるとこれくらいなのですが、単調になりすぎるので３ブロックくらいは手描きで作っておきます。

 

二度コピー＆ペーストで組み合わせ、ブラシのつながり部分を微調整

大体これくらいだな、という部分をコピー！

 

コピーしたものを２つ、並べてくっつけてみましょう（統合はしません！）

 

 

わかりやすいように二枚目はレイヤーカラーを青色にしてみる…

ここで、各エリア部分のみを調整し、つなぎ目が自然になるようにします。

 

エリア部分のみを残し、上下を入れ替えて微調整レイヤーを一枚画像になるよう、ここで統合します。

「ブラシ先端形状」の素材として登録

上の黄色の部分を素材登録し、「ブラシ先端形状として使用」にチェックを入れます。

 

 

既存のリボン形状ブラシを複製して新規ブラシ作成・編集

メロディブラシを複製します。

その後、

1. 名称変更
2. 詳細設定の【ブラシ先端】で先ほど作ったブラシ素材を選択
3. 他厚さや向きなどを微調整

などを行って完成させます。

 

 

適用した後、試しに塗ってみます。

 

ブラシの先端が思った向きと違った！という時はこちらで角度を調整できます。

 

 

このように、ブラシの向きを変えることによってこのブラシは無事に「リブ風ニット」のブラシに…↓

 

 

その他デコレーションブラシについて

他にも、塗った分だけ任意の画像が出てくる「トーン系の塗りブラシ」などもあります♫

 

 

 

コチラの記事で詳しく書いていますのでよろしければこちらをご覧ください。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はリボン形状のデコレーションブラシの作り方について簡単にご紹介しました。

今回の記事がまた何かしらの参考になりましたら幸いです。

 

他にもブラシや素材についてはコチラの記事でも詳しく書いていますので、よろしければご覧ください。